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ネットワーク技術対応コンサルティング
2009年09月
以前からWeb関連の人材採用支援などでお付き合いのある医療系広告代理店から依頼をいただき、ネットワーク技術関連のコンサルティングをスポットで実施しました。
情報システム担当者の退職に伴い、Webやメールなどのサーバ運用を含むITインフラの管理・運用を大手SI業者にアウトソースすることにしたものの、様々な事情から充分なサポートが得られておらず、各種で不都合・不具合が出ているという状況で、これはなかなか辛いところです。大手の業者はコストがべらぼうに高く、湯水のように金を出すわけには行かない中小企業に対してはマトモに対応できないのが当り前なわけですが、にもかかわらず契約時には結構甘いことを言うらしく、実際に初期段階ではスキルの高い人材を差し向けてくれたりして、流石の仕事をしてくれたそうです。
それがやはりと言うか、定常運用段階に入ってからは連絡しても対応が遅く、スキルの低い担当者しか来なくなり、トラブル対応にしてもちょっと難しそうな部分に踏み込むとお手上げになるという有様なのだとか。つまりは、それ以上高度な対応をして欲しければ見合った追加料金を出せ、ということなのですね。やれやれ、です。
そうした現状を抜本的に改善するためにはアウトソース先との関係を見直す必要があり、となると結局はアウトソース先を変更するしかないのでは…、といったようなアドバイスはもちろんしましたが、それはそれとして、眼前の不具合にも対応しなくてはなりません。
当面の問題は、メールサーバに関してDNSの逆引き設定が行われていないために、一部のサーバにメール転送を拒否されてしまうという件をはじめ、インターネットサーバ関連の不都合数件でした。
とくにDNSの件については国外のDNSサーバを含む歴史的経緯が複雑で、責任範囲が不明確なため問い合わせ先もたらい回しになっているという状況があり、他の件についても核心部分に私が直接手を出せないものばかりで、今一つ「スッキリ解決!」という感が得られませんでしたが、ともかくそれぞれのケースについて一つ一つ丁寧に、実際的なアドバイスをしたつもりです。
そしてまた、現状のような利用状況であれば、自社内にサーバを持つよりもデータセンターを利用する方がベターではないか、との提案もしてみました。
ITインフラについては様々な面からの進歩があり、低コスト化もしましたが、とは言っても中小企業がそれを充分に活用することは、なかなか容易ではありません。
この分だと、まだまだ私の出番はなくなりそうにないなあ、と、嬉しくもあり悲しくもある、複雑な思いを新たにした仕事でした。