中小企業支援事業審査
2010年05月
依頼主:中小企業支援機関
内容 :文書審査
テーマ:中小企業の技術高度化支援に関する審査
公的な中小企業支援機関が実施している、中小企業のものづくりに関する技術の高度化を支援する事業について、支援を申請する企業が提出した文書に対する事前審査業務を行いました。
今回の審査対象は、普段私が主な活動フィールドとしている分野よりも、いわゆる製造業寄りのものが多く、そこで出て来る技術も鉱工業あるいは化学方面のものが多いため、適切な判断をするための知識を補完しながらの審査となり、かなり時間を取られました。しかし、結局のところは事業化や収益性の見込みが審査のキーになるということが実感できたこともあり、最終的な判定に迷うところはほとんどありませんでした。
頑張って技術開発に取り組んでいる中小企業に対して、事業化の計画における見落としや見通しの甘さを指摘したり、リソースの不足に懸念を示したりすることは、大いに心苦しい面もあるのですが、それによって不備や不足に気付いて改善し、泥沼に陥ることなく良い方向へ軌道修正してもらえたらと、期待を込めて評価報告を書いています。
また、これは内輪の話ですが、こうした評価報告をWeb上で行うことができるようになったのは、大きな進歩だと思いました。民間ではもう当たり前のことですが、公的機関ではまだまだこういう面の認識が遅れていることが多いので、少し感心しました。資料の閲覧も評価報告もWebでできるので、資料を持たずに出た出張先でも問題なく仕事の続きができて、非常に助かりました。やはりITは確実に生産性向上に貢献するのだな、と、妙なところで再認識した仕事でもあります。